佐々木朗希の球速や球種の特徴は?スカウトの評価も気になる!

岩手県立大船渡学校の佐々木郎希選手について取り上げます。
2019年秋のドラフトで上位指名が期待されている注目の選手です。
名前が何て読むのかわかりづらいですが、そのまま「ろうき」と読みます。
・追記
2019年のドラフト会議にて千葉ロッテマリーンズからドラフト1位指名を受けて入団しました。
ここでは佐々木選手の

・プロフィールや球速
・球種などの特徴について
・プロスカウトの評価について
こちらについてご紹介します。
もくじ(みたい項目にジャンプします。)
佐々木郎希のちょっとしたプロフィール
今年の注目投手は佐々木郎希選手だな! pic.twitter.com/0O488uytQK
— 健介 (@TUnm8NukEkPTEXP) 2019年1月10日
出身地 | 岩手県陸前高田市 |
生年月日 | 2001年11月3日 |
身長 / 体重 | 190cm / 86kg |
投球打席 | 右投げ右打ち |
ポジション | 投手 |
経歴 | 岩手県立大船渡高等学校 |
ここまで甲子園出場経験はありません。
大船渡高校時代には1年生の夏からベンチりしてました。
1年生の夏の甲子園大会予選の2回戦で中継ぎとして登板し、1.1回を投げて3奪三振、
投球全て140kmを超えるストレートを投げました。(最速は147km)
2年生春の県大会では先発してストレートの最速が153kmを記録しました。
同年の秋からエースナンバーをつけてチームを牽引。
秋の県大会では自己最速の157kmを記録しています。
3年生の夏の甲子園大会では残念ながら甲子園に出場することはできませんでした。
佐々木郎希の球速や球種などの特徴について
佐々木選手の球速や球種・コントロールなどの特徴についてご紹介します。
球速
ストレートの最速はここまで163km。
これは今年の春に行われた野球U-18代表候補合宿の試合で計測しています。
常時145km〜150kmのストレートを投げる事が出来、
現在高校2年生ながらとてつもなく速いストレートを投げる事が出来ます。
しかもストレートの常時スピードは救援ではなく、
先発時のもので常に150km近いストレートを投げれるのも特徴ですね。
投球フォームも外国人投手並みに足を大きく上げて力感の感じらないフォームからの豪速球を投げます。
球種
変化球はスライダー・フォーク・チェンジアップを投げます。
どのボールもコントロール良く低めに集められますし空振りも取れます。
大谷翔平選手と並ぶ程の変化球のキレを感じますね`‐ω‐´)
特にフォークボールは佐々木選手自身も相当自信を持っている変化球なのではないでしょうか。
コントロール
コントロールに関しては、長身で速い球を投げれる割にはそこまで荒れる事は無い感じがしますね(動画を見る限りでは)
四球もほとんど出しませんし、ほとんどはキャッチャーの構えた所にボールが行きますね。
特に変化球のコントロールが良く、ストレートの速さばかりが注目されますが
スライダーやフォークなどの制球力も素晴らしいものがあります。
総評
今年の秋のドラフトで上位指名される可能性が非常に高い選手です。
同じ岩手県出身で身長も高くストレートも速い事から「大谷翔平二世」との呼び声も高い佐々木選手。
ただ一つ気になるとしたらまだまだ身体が細い事ですね。
プロ入りすると先発投手は中6日、あるいは中5日で登板を繰り返していきます。
今はまだ体重が80kg台と細身なので投球過多で大きな怪我をしなければ良いのですが・・・。
怪我を未然に防ぐ意味でもこれから体重を増やしていけたら良いのかなと感じました。
佐々木郎希に対するプロスカウトの評価について
佐々木選手に対するプロスカウトの評価はこのようになっています。
「2018年のドラフト対象選手に加えてもトップクラス。ストレートの球質が良いのはもちろんのこと、スライダー、フォークも良いんです。投球術を覚え、体も大きくなればさらに成長が期待できる」
「高校生のレベルを超越している。東北地区ではNO・1の存在。
「この秋のドラフトにかけても、上位指名は間違いない」
「球が速くて腕の振りがいい。今秋ドラフトなら間違いなく上位候補」
「まだ体ができていないのにこの球。伸びしろがある」
「同じ時期の大谷(現エンゼルス)より速い」
「(カウント)3ボールからスライダーでストライクが取れる。今の時期の高校生ではなかなかいない」
「初めて生で見たが、ここまでいいとは。想像以上。160キロも時間の問題」
「今年でも“競合ドラ1”の力」
「来年は高校生の三羽ガラス、いや四天王(大船渡・佐々木、横浜・及川、星稜・奥川、創志学園・西)になるのかな」
「今年のドラフトでも1位になれるぐらいの素材。2年生で154キロが出るんだから、伸びしろはいっぱいある。フォームが安定すれば、もっとスピードは出る。大谷、菊池レベルの近くまで来ている」
「今年でもドラフト1位候補。身体能力は高いし、球もまだ速くなる」
まさに今秋のドラフトでの目玉ですね。
この時期なのに既に多くの球団のスカウトが佐々木選手を高評価しています。
今年のドラフトは投手で良い選手がたくさんいる中でも佐々木選手は特別っぽいですよね。
こういう将来性のあるスター選手は大体がパ・リーグに在籍する事が多くなっている近年の日本のプロ野球なので個人的にはセ・リーグの球団が当たりくじを引いてもらいたいと思っています。
佐々木郎希は今年プロ志望するのか?
今年の夏の甲子園には残念ながら出場することは出来なかった大船渡高校でしたが、佐々木選手はこの後の進路はどうするのでしょうか。
佐々木選手の進路に関して9月の半ばに会見が開かれる事がわかりました。
佐々木朗希9月中旬に希望進路会見、国内正式表明へ(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース https://t.co/NuNaggCwL2
— 恵太@公認情報屋 (@kebu_chan) August 24, 2019
どうやらNPBを正式に志望する表明をする様です。
個人的にも賛成ですし高校時代でこれだけのポテンシャルを持っているなら大学に進学する必要は全くありませんよね。
となるとセ・リーグとパ・リーグのどちらのリーグに所属することになるのか。
またどの球団に入団する事になるのかは非常に注目視されますよね。
近年の大物高校球児はパ・リーグが交渉権を獲得する事が多く、
なかなかセ・リーグに入団することは少ないので佐々木選手にはセ・リーグで活躍して頂きたいなと思いますね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は千葉ロッテマリーンズの佐々木郎希選手について取り上げました。
まとめますと・・・
- 東北地区でナンバーワンの高校生投手。
- ストレートの最速は163km。
- 変化球はスライダー・フォーク・チェンジアップ。
- コントロールはそんなに悪くはない。
- スカウトの評価は◎
- 2019年秋のドラフト1位候補。
という事でした。