ピアース・ジョンソンってどんな選手なの?球速や球種などの特徴を調査!

阪神タイガースが来期の新外国人投手として獲得調査しているピアース・ジョンソン選手について取り上げます。
11月27日追記
球団はピアース・ジョンソンと契約合意したと発表しました。
[虎報] 阪神、守護神候補ジョンソンと合意 球児、ドリスらとJFDで最終回は安心!
阪神が新外国人として獲得交渉を進めていたピアース・ジョンソン投手(27)と合意に達したことが26日、分かった。12月上旬に渉外担当者が渡米し、正式契約を結ぶ予定。(デイリー) pic.twitter.com/UH9CGjEHKK
— 🐯しおん(18)🐯生涯虎堂 #1 (@HANSHION0517) 2018年11月26日
ここではジョンソン選手とはどのような選手なのか、球速や球種など、選手としての特徴について調べましたのでご紹介します。
もくじ(みたい項目にジャンプします。)
ピアース・ジョンソンのちょっとしたプロフィール
出典:Twitter
出身地 | アメリカコロラド州 |
生年月日 | 1991年5月10日(27歳) |
身長 / 体重 | 188cm / 90kg |
投球打席 | 右投げ右打ち |
経歴 | カブス→ジャイアンツ |
2012年のMLBドラフト1位指名選手でもあります。
メジャーでのドラフト1位選手ですからね!非常に高い素質を持った選手だということが伺えますよね!
ドラフト後はしばらくマイナーリーグでプレーしていましたが、2017年の5月17日にメジャー初昇格。
5月19日のブルワーズ戦でメジャーデビュー。1点ビハインドの6回表から登板し、
1回を投げ2安打2失点(自責点0)1四球2奪三振でした。
そして2017年の9月にウェイバー公示を経てサンフランシスコ・ジャイアンツに移籍。
今シーズンはジャイアンツで37試合(43.2回)に登板し3勝2敗 防御率5.56でした。
ピアース・ジョンソンの球速や球種などの特徴について
さて、ジョンソン選手はどのような特徴があるのでしょうか。
球速
まず球速ですが、ストレートの平均球速が150kmという事です。
常時150kmを投げることが出来ますので日本だと先発でも中継ぎでも起用出来そうですね。
ちなみに日本での最速は155kmですね。
変化球
変化球にはジョンソン選手特有のカーブがあります。
動画にもありますが、130km台の速いカーブなので凄く有効に見えますね。
日本人バッターもここまでこのカーブにタイミングが全く合っていない感じですね。
もう一つはカットボールです。
ストレートとほぼ同じスピードで僅かに変化し、打者のタイミングをずらす事が出来ます。
昨日(2月26日)の紅白戦ではカットボールを解禁し、143kmを計測し打ち取っていました。
打者からすると途中まではストレートの軌道に見える為、バットの芯を外されるワケですねヽ(`・ω・´)ノ
三振を多く奪える
さらにもう一つの特徴は奪三振率の高さです。
2017年にマイナーリーグで43試合に登板したのですが、54イニングを投げて奪った三振が74個でした。
今シーズンのメジャーでは43回で36個の奪三振でしたが、この三振を奪う能力の高さがジョンソン選手の大きな特徴の一つですね。
被本塁打の低さ
さらに被本塁打率の低さも大きな特徴の一つです。
ジョンソン選手はマイナー通算で140イニングを投げていますが打たれたホームランが12本だけでした。
HR/9(27個のアウトを取る間にどれだけ本塁打を打たれたか)の数字が0.77という驚異的な数字でした。
今シーズンもメジャーでは43.2イニングで打たれたホームランが5本で、HR/9が1.30でした。
この被本塁打の少なさはメジャーでも通用していますね。
これらの特徴から考えて阪神ではセットアッパーを任されそうな感じがしますよね。
もちろん先発でも行けそうですが、常時150kmを超えるストレートと緩急の効いたカーブで奪三振能力も高いなら中継ぎの方がより活躍できそうな気がします。
11月27日追記
球団としてはジョンソン選手はリリーフとして起用すると公言していますね。
また阪神の中継ぎ陣が手厚くなりましたね。
藤川選手・ドリス選手と3人で「J F D」の完成です。
注意点〜コントロール
注意したいのはフォアボールの多さですね。
マイナーでは通算140イニングを投げていますが、与えた四死球が合計80個。(与四死球率が5.14)
今シーズンのメジャーでは43.2イニングで、与えた四死球が合計22個。(与四死球率が4.53)
という感じでフォアボールの数がちょっと多いですね。
これが日本でどう影響してくるか。
もしかしたらフォアボールで自滅してしまう可能性が考えられますよね。
でもまあこれに関しては環境を変える事で大きく改善する可能性もありますので、
もしかしたら日本ではそんなに影響しないかもしれませんし、影響するかもしれません。
ただし阪神ファンの方々は、一つこの「フォアボールの多さ」を頭に入れておいたほうが良いかもしれませんね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は阪神タイガース新外国人投手、ピアース・ジョンソン選手について取り上げました。
まとめるとこんな感じです。
- ストレートは常時150km!
- 緩急の効いたカーブがある!
- イニング以上の奪三振を奪える!
- 被本塁打率が低い!
- フォアボールの多さが少し気になる・・・
阪神が連れてくる外国人投手はだいたい当たりのイメージがありますね。
マテオ・ドリス・呉昇桓・メッセンジャー・ボイヤー・アッチソン・サターホワイト。
たくさん名前が出てきますね!
今回のジョンソン選手も阪神で活躍できそうな選手だと思います。
なんせカーブは日本人選手でも対応に苦労する球種ですから。
それを武器にイニング以上の三振を奪えるのはとても魅力的ですよね!
他の11球団と違って阪神だけは外国人選手を5人一軍に帯同させることが出来ますからね!
この強みを存分に活かして来年最下位から脱出して欲しいですねヽ(`・ω・´)ノ