マット・スコールの打撃や守備の特徴・マイナー成績を調査!【阪神】

阪神タイガースが来季の新外国人助っ人として調査しているマット・スコール選手について取り上げます。
来季の新外国人選手視察の為に渡米していた阪神の球団幹部帰国し、
今回のスコール選手の他複数の外国人選手をリストアップしてきた模様です。
→阪神、来季新助っ人にオースティンらリストアップ!ヤ軍でメジャー初打席初本塁打
そういえばリストアップしているといえば阪神は先日、ジェリー・サンズ選手もリストアップしているというニュースがありましたね。
サンズ選手同様、スコール選手も現段階では候補に上がっているだけではありますが、
獲得の可能性があります。
そこでここでは一足先にスコール選手の
- プロフィール
- メジャーやマイナーの過去成績について
- 打撃や守備の特徴について
- 阪神はスコールを獲得するのか
こちらについてご紹介していきます。
マット・スコールのちょっとしたプロフィール
マット・スコール(CWS・1B/3B)がメジャー初昇格。昨季まではナショナルズ傘下でプレーしており、『ベースボールアメリカ』プロスペクトランキングでは球団トップ30入り5回。率は低いが長打力と出塁率に優れる典型的スラッガータイプ。マイナー通算107本塁打・四球率13.9%。今季は3AでOPS.803。28歳。 pic.twitter.com/pXYX1a3AWM
— 今日のプロスペクト (@TodayProspect) May 28, 2018
出身地 | アメリカ |
生年月日 | 1989年7月30日(30歳) |
身長 / 体重 | 193cm / 99kg |
投球打席 | 右投げ左打ち |
ポジション | 一塁手、三塁手 |
経歴 | ジャイアンツ→レッズ→ブレーブス |
スコール選手に関してはほとんど情報がなくて、
阪神タイガースがリストアップしている複数の外国人選手の中で唯一wikiが存在しませんでした。
そんな中でも調べて分かったことが、2011年からマイナーリーグでプレーしていますので、
2011年にMLBドラフトにかかって契約したのだと思います。
その時の球団は「ワシントン・ナショナルズ」でした。
その後、8年間マイナーリーグでプレーした後、2018年にシカゴ・ホワイトソックスでメジャー初昇格を果たしました。
2019年メジャー成績
試合 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 打率 | 出塁率 |
27 | 72 | 15 | 0 | 6 | .208 | .275 |
メジャー通算成績(2018〜2019年)
試合 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 打率 | 出塁率 |
31 | 83 | 18 | 1 | 7 | .217 | .290 |
マイナー通算成績(2011年から2019年まで)
試合 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 打率 | 出塁率 |
883 | 3098 | 774 | 137 | 513 | .250 | .359 |
彼もまた典型的なスラッガータイプの選手です。
ただマイナーの通算成績も見ても打率が.250と良く打っているとは言えません。
阪神がリストアップしているその他の選手と比べても実績が少なく成績もイマイチ。
その上左バッターですので甲子園で大暴れできるかどうかも怪しいですね`‐ω‐´)
マット・スコールの打撃や守備の特徴について
マット・スコール選手の打撃や守備の特徴についてご紹介します。
マット・スコール(30)
一塁手
2019
IL 92試合 打率.248 21本 56打点 出塁率.384 長打率.497 OPS.880 pic.twitter.com/5H5RolBV5o— BEPO (@R_BEPO_63) August 19, 2019
打撃
なんだかバッティングフォームがソフトバンクの柳田選手に似ていますね。笑
上のツイッターの動画を見ていると相手の守備のシフトが相当ライト寄りなので典型的なプルヒッターなのでしょう。
実際に打球方向の約45%は右方向です。
それにしてもパワーは確かにありそうです。豪快なスイングが見ていて気持ち良いですね。
そんな豪快なバッティングとは裏腹に、意外と選球眼も良いそうです。
守備
スコール選手は主に1塁手専門でその他のポジションは守ったことがありません。
最初の頃は3塁を守っていたのですが、エラーの数が20個以上記録した年があって全く守備になってなかった様です(´-ω-`)
なのでファースト専門なのですが、エラーの数で言うとそこまで多くはありません。
2013年から2019年までマイナーで424試合でエラーの数が19個。(守備率が.995)
ファーストならそこそこ守ってくれるのではないでしょうか。
まあこれも数字だけを見た印象でしかありませんので、実際にファーストでどれくらいの動きが出来るのかは分かりませんでした。
阪神はスコールを獲得するのか?
現在はリストアップしている段階なので、まだ獲得すると決まったわけではありませんが。
果たして阪神は来季の新外国人選手としてスコール選手を獲得するでしょうか。
これまで韓国球界のサンズ選手・オースティン選手・デュバル選手と紹介してきましたが、
個人的にはその中でも獲得の見込みが少ないと考えます。
スコール選手はマイナーリーグでも飛び抜けて良い成績を残したシーズンはありません。
さらに守備のポジションもここ数年は一塁専門となっています。
マイナーの最初の頃はサードも守っていたのですが、阪神のサードには大山選手・一塁にはマルテ選手がレギュラーとして活躍しています。
この二人を押しのけてまで獲得するとは考えにくいですね。
もちろんスコール選手が日本の野球に適応できて爆発する可能性ももちろんあるとは思いますが・・・。
また他のリストアップされているオースティン選手・デュバル選手は一塁の他にも外野を守ることができます。
それに比べてスコール選手は1塁しか守れないのもなかなか厳しいものがありますね・・・。
そして最後に、スコール選手は左バッターだということですね。
甲子園の浜風を考えると右バッターの方が有利な球場です。
左バッターのプルヒッターはどうしても風の影響を受けて打球が失速してしまいます。
2010年に在籍していたブラゼル選手のような追い込まれたらバットを短く持って逆方向に打っていくといった対応力を持っているのではれば問題はないでしょうが。。。
そう考えると他の選手と比べてスコール選手は厳しいのではないでしょうか(´-ω-`)
まとめ&その他にも・・・
いかがだったでしょうか。
今回は阪神タイガースが来季の新外国人助っ人として調査しているマット・スコール選手について取り上げました。
今後はスコール選手を含めた複数のリストアップした外国人選手に関して誰を獲得するかの会議などが行われると思います。
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