巨人(2019年)はなぜ急に弱くなったの?優勝はできるのか?
2019年の巨人について取り上げます。
7月16日の時点で2位DeNAとのゲーム差が10,5Gあったのが、
昨日の試合終了時点でついに0,5G差まで詰め寄られてしまいました。
出典:https://baseball-freak.com/chart/
今シーズンは積極的に選手の補強を行い、盤石の布陣でシーズンをスタートさせ、
苦手な交流戦でも貯金4つの3位について前半戦までは非常に好調だった巨人。
しかし後半戦に入って勢いが急激に陰りを見せています。
後半戦が始まってここまで5勝13敗と大きく負けが込んできているんですね。
なぜここまで弱くなってしまったのでしょうか。
ここでは巨人のここまで弱くなってしまった要因について個人的に挙げてみます。
巨人はなぜ急に弱くなった?ここまで勝てない要因は?
前半戦は非常に戦い方が良かった巨人ですが、オールスター明けの後半戦からなにやら別人のようにチームが変わったように感じますよね。
なぜここまで弱くなってしまったのでしょうか。
個人的に巨人が弱くなった要因を挙げていこうと思います。
①接戦を落としている
オールスターが明けてから巨人は接戦を落としているケースが目立ちます。
ここまで1点差の試合は1勝7敗。
あともう一歩のところで打線が点を取れずに敗北しているんですね。
前半戦は1点差ゲームに非常に強かったのですが、後半戦はまるで勝てていません。
もう1点!という時に打線が機能していないのが原因として一つ挙げられそうですね(´-ω-`)
②坂本・丸に頼りっきり
ここ数試合は野手の方では坂本選手と丸選手しかまともに機能していません。
打点をあげるのもこの二人。
後の野手がなかなかヒットが出なかったりチャンスで凡退だったりと歯がゆい状態が続いています。
流石にこの二人だけではチームはなかなか勝てないので、岡本選手やゲレーロ選手の奮起が必要となってきそうです。
先発投手不足
この問題もここにきて本格的に問題となってきています。
先発投手陣が駒不足であるということ。
先日山口選手が1軍登録を抹消されました。
最短で戻ってくる予定ですが、抹消されているので1度登板をパスするということになりますよね。
もちろん最短で戻ってこれれば問題ないのですが、その1度の登板パスの代わりとなる選手が出てこない事。
さらに言えば日本のエース、菅野選手が今年はずっと調子が悪いこともあり、
明らかに先発陣が足りていません。
ルーキーの高橋選手・楽天から移籍した古川選手・メルセデス選手などもなかなか勝ちが付かずに負けてしまう試合が増えてますよね。
野手だけでなく投手陣にも課題が残っていますね。
中継ぎ陣が不安定
これは最初から言われていた事ですが、中継ぎ陣が不安定だという事です。
ここまで巨人の中継ぎ陣の防御率が3.89とセリーグの5位です。
なかなか勝利の方程式が作れない状況ですよね。
今シーズン出遅れたマシソン選手もなかなか結果が出ていませんし、新外国人投手のクック選手もいまひとつ。
田口選手や沢村選手も頑張っていはいますが防御率を見ると「う〜ん・・・」という成績ですし。
抑えの中川選手だけがずっと好調なだけで、後の中継ぎ陣は投げてみないと分からない状態ですので非常に厳しいですよね。
巨人は今年優勝できるの?(追記あり)
以上4つの要因を上げてみましたが、果たして巨人は今年優勝できるのでしょうか。
7月16日には2位と10,5G差をつけて「これはもうこのまま優勝か?!」と思われたのですが・・・。
個人的には先発投手陣が鍵を握ると考えています。
先発投手が長いイニングを投げて少ない点数で勝っていく試合をしていく事で優勝が見えてくるんじゃないかと考えます。
打線の方はこれだけ補強したって打てない時は打てないので、毎試合過度な期待をしない方が良いと思います。
投手を中心にスモールベースボールで勝っていくしかないんじゃないでしょうか。
その為に1、2番は足の速い選手を置くのが良いと思います。
坂本選手は2番ではなく4番でいい気がしますね。
タイプ的に4番じゃないにしても現時点で一番打っているのが坂本選手なので、坂本選手が4番に座って岡本選手を6番あたりに下げるのがベストかなと。
「4番・坂本 5番・亀井 6番・岡本」この並びが繋がりそうな気もしますよね。
・追記
2019年シーズンは無事巨人が優勝する事ができました。
ぶっちぎりの優勝ではありませんでしたが5年ぶりのリーグ優勝で日本シリーズにも進出を決めましたよね。
残念ながら日本シリーズでは屈辱の4連敗を喫してしまいましたが。。。
視聴率も最低だったとか色々言われてしまいましたがまた来年、戦力を整えて戦っていただきたいですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は2019年の巨人について取り上げました。
まだ試合は45試合近く残されていますが、ここから巻き返すには野手・投手共に状態を上げていってブーストをかけていかないといけません。
ここ数年優勝から遠ざかっていますので踏ん張っていただきたいですね。