カイル・バード(広島)の球速や球種・過去成績についてご紹介!

広島東洋カープの新外国人投手のカイル・バード投手について取り上げます。
本日11月26日に速報として出ましたが、広島東洋カープが新外国人選手としてバード選手を獲得したと発表がありました。
広島がレンジャーズの長身左腕バードと契約合意(日刊スポーツ)- Yahoo!ニュース https://t.co/CuA5cCbRM3
広島は26日、カイル・バード投手(27=レンジャーズ)と契約が合意に達したことを発表した。
— のもとけ (@gnomotoke) November 26, 2020
契約年数 | 不明 |
年俸 | 4160万円 |
背番号 | 未定 |
広島は早くも3人目の新外国人選手の獲得になりますね。
これまで野手1人・投手2人の計3人と言うことになりました。
他2名の外国人選手の記事はこちら↓
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そこでここではバード選手のちょっとしたプロフィール・過去成績・球速や球種、コントロールの特徴についてご紹介していきます。
カイル・バードのちょっとしたプロフィール
出身地 | アメリカ合衆国 |
生年月日 | 1993年4月12日(27歳) |
身長 / 体重 | 188cm / 79kg |
ポジション | 投手 |
投球打席 | 左投げ左打ち |
経歴 | レイズ→レンジャーズ |
2014年6月のアマチュアドラフト35位指名を受けてレイズに入団しています。
そこからしばらくマイナーリーグでプレーし、2019年3月28日にメジャー初登板を果たします。
初登板はリリーフで登板しましたが1人の打者に四球を出して交代というほろ苦いデビューでした。
この年はメジャーで12試合に登板しています。全て中継ぎでの登板です。
バードの成績について
2020年メジャー成績
登板なし
メジャー通算成績
試合 | 勝 | 負 | イニング | 奪三振 | 四死球 | 防御率 |
12 | 0 | 0 | 12.2 | 10 | 17 | 7.82 |
気になるのは四球の数ですね・・・イニング数以上の四球を出してしまっています。
ちなみに、四球が15個で死球が2個の計17個でした。
マイナー通算成績(2014〜2019年)
試合 | 勝 | 負 | イニング | 奪三振 | 四死球 | 防御率 |
214 | 20 | 8 | 342 | 343 | 140 | 2.65 |
AAA通算成績(2015年・2017年〜19年)
試合 | 勝 | 負 | イニング | 奪三振 | 四死球 | 防御率 |
58 | 8 | 2 | 95.1 | 108 | 50 | 2.17 |
マイナーではなかなかの成績を残しているんですね。
特にイニング数以上の三振を奪えているのが良いですよね。
カイル・バードの球速や球種・コントロールの特徴について
ここからはバード選手の球速や球種・コントロールの特徴についてご紹介していきます。
球速
ストレートの最速は95マイル(152.8km/h)です。
これは2019年に記録したものです。
この年のストレートの平均球速はだいたい91.7マイル(147.6km/h)ということでした。
左腕ですし体系もスラっとしているのでそこまで速いボールを投げるタイプではありません。
このストレートの被打率がやや悪く、19年のメジャーでは被打率が.300以上と言う記録になっています。
年代 | 被打率 | 奪三振数 |
2019年 | .333( 24打数8安打) | 0 |
球種
変化球の持ち玉はスライダー・ツーシーム・チェンジアップです。
ですが!はっきり言って変化球はスライダーしか投げません。
2019年メジャーでのデータですが、ツーシームは10球・チェンジアップに関しては1球しか投げていません。
マイナーではツーシームもチェンジアップも、或いは他の球種も数多く投げていたのかもしれませんが、
少なくとも19年のメジャーではストレートとスライダーしか投げていないと言っても過言ではありません。
ただしこのスライダーが結構精度が良さそうで、
19年のメジャーでは19打数3安打の被打率.158と殆ど打たれていません。
三振もこのボールで8個奪っており、バード選手の確実な武器と言っても良いでしょう。
このスライダーを右打者にも左打者にも決まって同じコースに投げるのが一つ特徴で、
右打者ならインコース低めのボールゾーンに、左打者ならアウトコース低めのボールゾーンに投げ込みます。
スライダーをどこのコースに投げて三振を奪うかというのがハッキリしているという事ですね。
コントロール
- 19年はメジャーで12.2回を投げて与えた四球が15個(四球率=10.65)
- マイナー通算で322.1回を投げて与えた四球が123個(四球率=3.43)
- AAA通算で95.1回を投げて与えた四球が44個(四球率=4.15)
と言う事で、マイナーではそこまで四球は与えていませんが、メジャーになると数字が悪くなってますね。
というかメジャーでの数字が悪すぎますね(´-ω-`)
これだと中継ぎではなかなか使いづらいですよね。。。
これが19年メジャーでのバード選手のピッチ情報です。
赤くなっている所がボールを多く投球したコースになりますね。
これを見ると「真ん中高め」と「右打者ならインコース低めのボールゾーン(左ならアウトコース低めのボールゾーン)」に数多くボールを投げ込んでいるのがわかります。
ボールゾーンが赤くなっているのは、そこにスライダーを投げて三振を奪う為です。
こうなるとバード選手の投球の特徴というのはハッキリとしています。
追い込むまではストレートとスライダーでカウントを稼いで、追い込んだらスライダーを低めに投げて三振を奪うということです。
んーまあそれでも良いんでしょうけど、追い込むまでのボールがだいたい甘めのコースに行くんじゃ、
そこを狙われる可能性が高いと思うんですけどね(´-ω-`)
ここら辺のコントロールをもっと良くして低く投げたり、わざと高めボールゾーンに投げて空振りやファウルを取る事が出来たら、低めのスライダーももっと活きてくるかもしれませんね。
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「カイル・バード(広島)の球速や球種・過去成績についてご紹介!」まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「カイル・バード(広島)の球速や球種・過去成績についてご紹介!」について取り上げました。
まとめますと・・・
まとめ
- ストレートの最速は152.8km/hで、平均球速は147.6km/h。(2019年)
- 変化球の持ち玉はスライダー・ツーシーム・チェンジアップだが、メジャーでは殆どストレートとスライダーしか投げてこなかった。
- コントロールはかなりアバウト。
という事でした。
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