ジョシュ・レイビンってどんな選手?球速や球種・コントロールについて

千葉ロッテマリーンズの新外国人投手であるジョシュ・レイビン選手について取り上げます。
今日の朝に情報があったのですが本人がツイッターでフライング発表したみたいです笑
また球団から注意受けるパターンですねこれは笑
I’m excited to share that I’m going to be taking my talents to Japan in 2019 to play for the Chiba Lotte Marines!#HappyHolidays #Blessed #chibalotte
— Josh Ravin™ (@Freshsqueezed71) 2018年12月21日
まあ獲得は確かなものなので、ここではいつも通りにレイビン選手がどんな選手なのか、
過去のメジャーやマイナーでの成績・球速や球種などの選手の特徴についてご紹介していきます。
ジョシュ・レイビンのちょっとしたプロフィール
出典:MLB
出身地 | アメリカ・カリフォルニア州 |
生年月日 | 1988年1月21日 |
身長 / 体重 | 193cm / 97kg |
投球打席 | 右投げ右打ち |
ポジション | 投手 |
経歴 | ドジャース→ブレーブス→千葉ロッテ(2019) |
2006年のMLBドラフト5位でシンシナティ・レッズから指名されてプロ入りしています。
長らくマイナーでのプレーが続き、他球団に移籍しながら初めてメジャーに昇格したのは2015年でした。
この年はメジャーで9試合に登板して2勝1敗・防御率6.75・12奪三振の成績でした。
2016年には、2月に交通事故に遭って左腕骨折の重傷を負って緊急手術をしています。
この年の開幕からは故障者リストに入っていました。
さらにこの年は5月に薬物検査で陽性反応を示した事が判明し、80試合の出場停止処分を受けています。
ちょっと心配になるプロフィールですよね(´-ω-`)
どっかの記事に書いてあったんですが薬物反応が出たのは交通事故で大怪我した左腕を治すために使ったんじゃないかというのもありました。
これに関しては「薬物反応が出て80試合の試合出場停止」という事以外は詳細な情報が無く、具体的な物質名や使用目的について何も公表されていません。
なんか怖いなー(白目
ちなみにこの年は試合出場停止処分が済んで、8月8日にメジャー復帰しており、10試合に登板しています。
翌年2017年も少ないですが14試合に登板しています。
2018年は金銭トレードでブレーブスに移籍しています。
メジャーは2試合の登板に終わっています。
メジャー通算成績
試合 | 勝 | 負 | イニング | 奪三振 | 防御率 |
33 | 2 | 2 | 35.2 | 44 | 5.05 |
ジョシュ・レイビンの球速や球種などの特徴について
ロッテ新外国人ジョシュ・レイビン
196cmの長身から平均95マイルの4シームとシンキングファスト、MLBでも空振りが取れるスライダーにチェンジアップを投げる
今季はAAAで18試合に投げ防御率0.00奪三振数30と脅威の奪三振率を誇った pic.twitter.com/0W681WDL9w— og (@Marinesauba) 2018年12月21日
レイビン投手のピッチング動画は探したんですがまったくありませんでしたので文章だけでご紹介していきます。
球速
まず球速に関してですが、ストレートの平均球速が95マイル(152km)で
2015年にはもう少し速くて97.6マイルを計測していました。(157km)
やはり怪我の影響もあって少し球威が落ちているんでしょうかね。
それでも平均で150kmを超えてくるあたりは流石だなと思いました。
変化球
変化球に関してはスライダー・チェンジアップ・シンキングファストボールを投げます。
特にスライダーに関しては空振りが取れるスライダーの様です。
球種は決して多くはありません。ストレートとスライダーが主で、たまにチェンジアップも使っていく感じですかね。
ロッテでは中継ぎ投手として起用するんじゃないでしょうか。
コントロール
コントロールに関してですが、数字だけを見ていると心配になる程悪いですね。
マイナー通算で637イニングを投げて与えたフォアボールが408個!
BB/9が5.76でした。
メジャーでも通算35.2イニングを投げて17個のフォアボール(BB/9が4.29)
毎年毎年かなりの数のフォアボールを出しているのでとても心配ですね(´-ω-`)
それでも昔に比べてフォアボールの数は減ってきているんですよね。
2007年の時はマイナーで13試合に出場(全て先発)し、40イニングを投げて41個のフォアボールを出していました。
イニング数を上回るフォアボールを出していたのですが、キャリアを積んでいくごとにその様な事はなくなってきているんです。
トータルで見ればかなり悪い数字ではありますが、昔と比べれば多少改善されているという考え方をしてプラスに捉えていきましょうヽ(`・ω・´)ノ
特徴
あと、レイビン選手の大きな特徴として、奪三振能力が高いという事です。
なんだか今年の新外国人投手はみんな奪三振能力が高い気がしますが笑
でも大きな特徴ですからね!
プロフィールのところでも紹介しましたがメジャーでもイニング数を上回る三振を奪っています。(35.2イニングで44個)
マイナーでも通算637イニングを投げて奪った三振が638個。
今年のマイナーでは19試合に出場し、18.2イニングを投げて奪った三振が30個!!
K/9が14.4という驚異的な数字でした。
毎年投げたイニングと同じ数か、あるいはそれ以上の三振を奪っており、
特に2015年からはイニング数を圧倒的に上回る三振の数を奪っています。
(2015年:28イニングで38個。 2016年:10イニングで19個。 2017年:37.1イニングで59個。 2018年:18.2イニングで30個)
これはもうパワプロだと青色能力の「奪三振」がつけてもらえるほどですよね笑
三振を奪う能力は非常に高いと見て良いと思いますね。
総評
レイビン選手が活躍できるかどうかはコントロール次第ですね。
日本人野手の選球眼の良さにやられてフォアボール連発して自滅してしまうか、逆に野手を翻弄して三振を奪いまくるか、果たしてどうなるでしょうか。
良くも悪くも楽しみな選手だなと思いました。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は千葉ロッテマリーンズの新外国人投手、ジョシュ・レイビン選手について取り上げました。
まとめますと・・・
- ストレートの平均球速が152kmの右腕。
- 変化球はスライダー・チェンジアップ・シンキングファストボール。
- コントロールはかなり悪い。
- 三振を奪う能力がかなり高い。
- 良くも悪くも楽しみな選手。
という事でした!