コーリー・スパンジェンバーグ(西武)の打撃や守備・メジャー成績を調査

西武ライオンズが2020年度の新外国人選手として、コーリー・スパンジェンバーグ選手を獲得した事が判明しました。
ライオンズは #メヒア 選手と来季の選手契約について合意したことを発表!
併せてショーン・ノリン投手(29歳・元マリナーズ)とコーリー・スパンジェンバーグ選手(28歳・元ブリュワーズ)との契約合意、元阪神タイガースの #森越祐人 選手の獲得も発表しました。#seibulions#ライオンズナイター pic.twitter.com/8wohdQ4p1Y
— 文化放送ライオンズナイター (@joqrlions) December 5, 2019
名前長いですねー笑
登録名はどうなるのでしょうか?←
背番号 | 「22」 |
契約年数 | ーーー |
年俸 | 8000万円 |
西武はこのスパンジェンバーグ選手の他にもう一人、投手のショーン・ノリン選手も獲得しています。
関連記事:ショーン・ノリン(西武)の球速や球種は?メジャーやマイナーの過去成績も
そこでここでは一足先にスパンジェンバーグ選手の

・プロフィール
・打撃や守備の特徴
・メジャーやマイナーでの過去成績について
・2020年度オープン戦の成績について
こちらについてご紹介していきます。
\スパンジェンバーグ選手の活躍を“DAZN”で見届けよう!/
スポーツ専門の動画配信サイト”DAZN”で西武の試合を無料視聴してスパンジェンバーグ選手を応援してみませんか!
もくじ(みたい項目にジャンプします。)
コーリー・スパンジェンバーグのちょっとしたプロフィール
出身地 | アメリカ |
生年月日 | 1991年3月16日(28歳) |
身長 / 体重 | 183cm / 88kg |
ポジション | 二塁手・三塁手・外野手 |
投球打席 | 右投げ左打ち |
経歴 | パドレス→ブルワーズ |
2011年のMLBドラフト1巡目(全体10位)でサンディエゴ・パドレスから指名され、プロ入りしています。
ドラフト1位指名選手ですからね!当時は相当評価が高かったのでしょう!
その後、3年間マイナーでプレーし、2014年に初めてメジャー昇格を果たしました。
9月1日のDバックス戦で「8番・三塁手」として先発出場し、4打数1安打2打点の活躍を見せました。
メジャーデビュー年は20試合に出場し62打数18安打2本塁打9打点、打率.290という成績を残しています。
その後2018年まで5年連続でメジャーでのプレー経験がありましたが、2018年の10月に戦力外通告を受けることになります。
その次の年の2019年にブルワーズと契約しましたが、今シーズンはメジャーで32試合に出場しています。
2019年メジャー成績
試合 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四球 | 打率 |
32 | 95 | 22 | 2 | 20 | 6 | .232 |
2019年マイナー成績
試合 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四球 | 打率 |
113 | 424 | 131 | 14 | 62 | 43 | .309 |
メジャー通算成績(2014年〜2018年)
試合 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四球 | 打率 |
414 | 1250 | 320 | 29 | 119 | 99 | .256 |
マイナー通算成績(2011年〜)
試合 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四球 | 打率 |
534 | 2100 | 632 | 32 | 250 | 185 | .301 |
マイナー通算の打率が.300を超えているのは素晴らしいですねヽ(`・ω・´)ノ
コーリー・スパンジェンバーグの打撃や守備の特徴について
スパンジェンバーグ選手の打撃や守備の特徴についてご紹介します。
(※0:00〜守備集 / 2:09〜打撃集)
打撃
試合 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 四球 | 打率 | |
2014年 | 20 | 62 | 18 | 2 | 9 | 2 | .290 |
2015年 | 108 | 303 | 82 | 4 | 21 | 28 | .271 |
2016年 | 14 | 48 | 11 | 1 | 8 | 4 | .229 |
2017年 | 129 | 444 | 117 | 13 | 46 | 34 | .264 |
2018年 | 116 | 298 | 70 | 7 | 25 | 25 | .235 |
これはスパンジェンバーグ選手のメジャー各年の成績なのですが、一番多く試合に出た2017年でも13本塁打と数は多くありません。
ホームランを量産するタイプの選手ではなく、コンパクトなバッティングが目立ちますよね。
打球方向は2016年まではセンター方向に飛ばす打球が多かったのですが、
2017年以降は引っ張りの打球が多くなっており、プルヒッター化しています。
引っ張り | センター | 逆方向 | |
2014年 | 26.5% | 49.0% | 24.5% |
2015年 | 33.1% | 33.1% | 33.9% |
2016年 | 40.0% | 42.9% | 17.1% |
2017年 | 42.3% | 32.3% | 25.4% |
2018年 | 33.5% | 36.1% | 30.4% |
2019年 | 48.3% | 30.0% | 21.7% |
2017年以降、積極的にバットを出すようになったのでしょうか。
三振率が2017年以降高くなっている事も分かりました。
- 2016年=24.5%
- 2017年=26.3%
- 2018年=32.8%
- 2019年=35.3%
ここ2年間は三振率が30%を超えてしまってますね(´-ω-`)
2018年には前年より6%も上がってしまっています。
ちょっと気にはなりますね。
また出塁率もあまり高くなく、フォアボールを選ぶ事も少ないです。
メジャー通算の出塁率は.315。
守備
主に守っていたのが二塁で、三塁もその次に多く守っています。
セカンドの守備は数字でもそれなりに良い結果がでいる一方で、サードの守備は少し悪い数字が出てしまっています。
セカンド | 試合数 | エラー | DRS |
2014年 | 3 | 1 | 0 |
2015年 | 70 | 4 | 0 |
2016年 | 13 | 5 | 2 |
2017年 | 7 | 0 | 0 |
2018年 | 49 | 2 | -2 |
2019年 | 22 | 1 | 2 |
サード | 試合数 | エラー | DRS |
2014年 | 9 | 3 | -1 |
2015年 | 19 | 0 | 4 |
2017年 | 96 | 13 | -14 |
2018年 | 44 | 4 | 3 |
2019年 | 6 | 0 | 1 |
セカンドではそこそこの数字なのですが、サードでは2017年にやらかしてますね(´-ω-`)
それ以降サードでの出場が激減しています。
日本ではセカンドあるいは外野を守ることになるかもしれません。
ちなみに外野に関しては2017年に32試合でレフトを守っています。
エラー0個、DRSが-1という成績で、まずまずの守備力を持っていると思います。
DRS・・・「守備防御点」と良い、この数字がマイナスを示しているとその数字分、守備で相手に点を与えてしまったという事になります。
スパンジェンバーグ選手の場合、2017年のサードでのDRSが-14なので、サードの守備で14点分相手に点を与えてしまったと言う事になります。
メジャーではこの数字が「+15以上」でゴールドグラブ賞並と言う評価になります。
選手の守備力がどれ程のものか確認するのに良い判断材料とされています。
2020年度オープン戦の成績について
スパンジェンバーグ選手の2020年オープン戦の成績についてご紹介していきます。
試合 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 打率 |
8 | 23 | 4 | 0 | 1 | .174 |
- 出塁率:.296
- 盗塁:1
- 三振:7
- 長打率:.174
- OPS:.470
- 得点圏:.333
- 失策:1
※3月15日終了時点
第1打席 | 第2打席 | 第3打席 | 第4打席 | |
3月1日(日) | 空三振 | 左飛 | 空三振 | |
3月3日(火) | 見三振 | 右安 | 空三振 | 四球 |
3月6日(金) | 中飛 | 見三振 | 四球 | 四球 |
3月7日(土) | 中安 | |||
3月8日(日) | 二ゴロ | 空三振 | 四球 | 遊ゴロ |
3月11日(水) | 二ゴロ | 一ゴロ | 遊飛 | |
3月13日(金) | 中飛 | 二ゴロ | 右安(1) | 左安 |
3月15日(日) | 左飛 | 二ゴロ | 空三振 | 二ゴロ |
・3月3日追記↓
ここまではちょっと苦労しているでしょうか(´-ω-`)
守備の方ではオープン戦2試合いずれも「サード」で出場していますが、ここまでエラーは無いようです。
実際に守備をしている場面を見ていませんので、もしかしたら記録にならない細かなミスをしている可能性もありますがここまで公式の記録ではエラーは0です。
3月13日追記↓
今日の試合でオープン戦初タイムリーが出ました。
#RT @lions_official: #スパンジェンバーグ 選手が初球を見事にはじき返します!本拠地初打点で逆転に成功!#埼玉西武ライオンズ #seibulions #オープン戦 pic.twitter.com/Ihb0uV6z71
— 埼玉西武ライオンズ・ニュース (@news_leo) March 13, 2020
新外国人選手ながらかなり数多く打席を貰っていますが、なかなか良い結果が出ていない中で初タイムリー&初マルチヒットという事で少しずつ日本の投手に慣れてきたでしょうか。
四球も選べており出塁率も悪くありませんので今後も期待したいですよねヽ(`・ω・´)ノ
3月15日追記↓
このオープン戦は最後まで苦戦を強いられましたね(´-ω-`)
特に気になったのが1本も長打が無かった事ですかね。
幸い西武打線は長打に困っていないのであまり目立っていない感じですが、やはり長打は欲しいですよね。
果たして開幕スタメンを勝ち取る事が出来るでしょうか。
オープン戦はこれでお終いで、今後は練習試合を行う予定だそうなのでそこでしっかりと日本の投手に慣れていって欲しいですよね。
練習試合で3試合連続本塁打!
スパンジェンバーグ選手が6月2日から始まった練習試合で3試合連続ホームランを記録しています!
スパンジェンバーグ ホームラン
菅野のストレートを捉えた特大弾 pic.twitter.com/bqtt4gP1Th— ビエイラニキ (@HiLiGHTMENTHOL_) June 2, 2020
【速報】スパンジェンバーグ ホームラン #西武 pic.twitter.com/G0DpTVQILI
— DAIKI プロスピ中毒者 (@QzohW4) June 5, 2020
/
三戦連発⚾
恐怖の7番⚾
\#スパンジェンバーグ 同点3ランホームラン🌈⚾⚾プロ野球・練習試合
🆚西武×中日
📲#DAZN でライブ中#埼玉西武ライオンズ #seibulions #西武ライオンズ #ライオンズ pic.twitter.com/qPq7kGQqbd— DAZN Japan (@DAZN_JPN) June 6, 2020
スパンジェンバーグ 2打席連続ホームラン#seibulions pic.twitter.com/WPw3e80YXX
— Naoki☺︎ (@nao_yk7) June 6, 2020
ここ3試合で4本塁打とあたりに当たりまくっています。
右中左と広角に本塁打が出ているのを見ると調子がすこぶる良さそうですね。
オープン戦の時は長打が1本もなく心配されていましたが、その心配もなさそうです。
\スパンジェンバーグ選手の活躍を“DAZN”で見届けよう!/
スポーツ専門の動画配信サイト”DAZN”で西武の試合を無料視聴してスパンジェンバーグ選手を応援してみませんか!
まとめ&その他にも・・・
いかがだったでしょうか。
今回は西武ライオンズが獲得したコーリー・スパンジェンバーグ選手について取り上げました。
まとめますと・・・
- メジャー通算414試合出場・29本塁打の実績がある。
- マイナー通算534試合出場、通算打率が.300以上をマークしている。
- ホームランや長打を狙っていくタイプではなく、コンパクトにバッティングするタイプ。
- 2018・19年と2年連続で三振率が30%を超えており、少し気になる。
- 守備はセカンドとサードをメインに守るが、サードの守備はあまり良くない。
と言うことでした。
セカンドには外崎選手を固定させるというニュースを見ましたのでスパンジェンバーグ選手には外野を守ってもらう事になるでしょうか。
打撃に関してもパワーヒッターの多い選手が目立つ中で少し物足りなさも感じますが、打率を残すことを期待されそうですね。
関連記事:ドリュー・バーヘイゲン(日本ハム)の球速や球種の特徴・メジャー成績を調査
関連記事:マイケル・ピープルズ(DeNA)の球速や球種の特徴・マイナー成績を調査
関連記事:D.J.ジョンソン(広島)の球速や球種・メジャー成績などを調査!