ケーシー・ローレンスの球速や球種は?選手としての特徴を調査

広島東洋カープの新外国人投手としてケーシー・ローレンス投手の獲得が濃厚だという事がわかりました。
ローレンス選手のお父様がツイッターのプロフィール欄に息子の移籍先(広島東洋カープ)を記した事がネットで少しばかり話題になったんですよ。
ですが現在は移籍先が消されています。もしかしたら球団に注意されたんでしょうかね笑
しかしこれはローレンス選手の広島移籍の可能性が高いという事で、
ここではローレンス投手の球速や球種などの選手としての特徴について調べましたのでご紹介します。
ケーシー・ローレンスのちょっとしたプロフィール
出典:MLB.com
出身地 | アメリカ |
生年月日 | 1987年10月28日(31歳) |
身長 / 体重 | 188cm / 71kg |
投球打席 | 右投げ右打ち |
ポジション | 投手 |
経歴 | ブルージェイズ→マリナーズ |
2010年にブルージェイズと契約してプロ入りしています。
しかしプロと言っても傘下のA-級オーバーン・ダブルデイズでプロデビューしています。
よく聞くAAAよりも下のリーグですね。
2010年から2016年まではAAA級以上には昇格できず、下のリーグでプレーし続けていました。
そして2017年でようやくAAA級で開幕を迎えることになります。
同年の4月8日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りを果たします。
しかしその約1か月後にウェイバー公示を経てシアトル・マリナーズへ移籍しました。
2017年は2球団を渡り歩いてメジャーデビューも果たし、27試合に登板しました。
2017年メジャー成績
試合 | 勝 | 負 | イニング | 奪三振 | 防御率 |
27 | 2 | 3 | 55.1 | 52 | 6.34 |
2018年はメジャーで11試合に登板し、1勝0敗、防御率7.33でした。
メジャー通算成績
試合 | 勝 | 負 | イニング | 奪三振 | 防御率 |
38 | 3 | 3 | 78.2 | 66 | 6.64 |
ケイシー・ローレンスの球速や球種の特徴について
まずはローレンス選手の投球をまとめた動画をご覧ください。
SEAのケーシー•ローレンス(31)がNPBに出場機会を求めリリース。平均147㌔前後のシュートするFAとFTにSL,CH,CBを投げ分ける技巧派。横目から投じる切れ味鋭いSLと、FTとほぼ同じ軌道から減速し沈むCHが厄介な一方、FBの球威不足でMLBでは苦しんだ。PCLでは安定しておりNPBでの球威良化に期待がかかる。 pic.twitter.com/9fVY6P1Ccq
— NPB外国人選手好きのtweet (@CPMMAF) 2018年11月30日
サイド気味に投げるスタイルなんですね。
球速に関しては平均球速が147キロですのでマックスだともう少し速い球が投げられそうです。
変化球はツーシーム、スライダー、カーブ、チェンジアップを投げます。
サイドから投げますので球速が出ない分、
技巧派としてコントロール重視のピッチングスタイルが特徴ですね。
動画を見ている限りだとボールを低めに集めるのが上手ですよね。
コントロールに関してはとても良いと思われます。
実際にフォアボールの数がかなり少なくて、マイナー時代は通算で1129イニング(マイナーではほとんど先発)を投げていますが、フォアボールが204個でした。
27個アウトを取る間(一試合の間)にいくつの四球を与えるかを示す数値、BB/9が通算で1.63でした。
ほんと立派な数字だと思いますねヽ(`・ω・´)ノ
奪三振は少ないので基本的に打たせて取るピッチングスタイルです。
日本人野手がかなり苦戦しそうな投手となりそうですね。
アメリカでは球速が出ないために打ち込まれる事が多かったですが、
ストレートの平均球速が147キロですので日本だとそこそこ速いとされます。
しかもボールが良く動きますので打者は捉えにくいでしょう。
フォアボールもほとんど出さないので、日本では通用するような気がしますね。
広島の内野陣の守備といえば二塁に菊地選手、ショートに田中広輔選手、サードには阿部選手と守備の良い選手が揃っています。
ローレンス投手からしても心強い守備陣だと思うので持ち味を存分に発揮できそうです。
それにしてもなかなか細身ですよね。`‐ω‐´)
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は広島の新外国人投手候補のケイシー・ローレンス選手について取り上げました。
まとめますと・・・
- 右の技巧派投手
- コントロールは抜群、ボールも低めに集められる。
- ストレートの平均球速は147キロと悪くない。
- ゴロを打たせて取るピッチングスタイルで日本向き
- 広島入団の可能性大
という事でした。